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相続探偵6話のネタバレと感想。鎌倉と屋敷と兄妹と編②。

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ドラマ化が期待される漫画「相続探偵」。

2021年5月に単行本が発売され、月刊誌のイブニングで連載されていた人気漫画です。

今回はその「相続探偵」の1巻・第6話のネタバレと感想を書いていきます。

第5話では、空き部屋に潜伏した灰江がラーメン屋でパートをしていた葉月さんと出会いました。

葉月さんは鎌倉の名家出身にもかかわらず、家なき子の生活をしていたため、実家を頼ってみることを提案。

実家に訪れた葉月さんは両親が亡くなっていることを知り、その相続で兄と遺産分割協議書を締結して、再び灰江の元を訪れました。

それを灰江は恐ろしいほどの嗅覚で不穏を察知し、行動に移す。

相続探偵の第5話のネタバレを今すぐ読む

第6話では、いよいよ灰江と兄の足高による直接対決が!

灰江はどう締結した協議書をひっくり返すのか?

兄の足高はどう言った経歴を持つ人物なのか?

果たして葉月さんの今後の遺産相続はどうなるのか?

お楽しみの相続探偵第6話。

ネタバレをいってみましょー。

レッツゴー。

PAKA
PAKA
ミステリーや推理、サスペンス、予想のつかないマインドファックや大どんでん返しの漫画や映画が大好き。おすすめの漫画を紹介します。

 

相続探偵6話:「鎌倉と屋敷と兄妹と」のあらすじ・ストーリー

歴史ある鎌倉の実家の相続を巡って兄に不信感を抱いた妹からの依頼。教師である夫が教え子と浮気をし離婚をし、家なき子になる葉月と翔太。灰江の提案により名家である鎌倉の実家を頼るが、両親は数ヶ月前に事故で高い。家の遺産を兄の足高とめぐる。

 

相続探偵6話:「鎌倉と屋敷と兄妹と」の登場人物

『灰江相続調査事務所』

●灰江 七生(はいえ なお)
・私立探偵

●三富 令子(みとみ れいこ)
・元医学部生

●朝永(ともなが)
・元警視庁:科捜研のエース研究員

●城丸 葉月(38)
・妹
・旦那とは離婚

●城丸 翔太(5)
・葉月の息子

●城丸 足高(40)
・兄
・事故で亡くなる前、両親の面倒を一人でみる

 

相続探偵6話:「鎌倉と屋敷と兄妹と」のネタバレ

灰江の事務所にて

兄が言うには、相続できるような資産は家と土地以外何も残っていないと言っていたのですがと葉月はいう。

そこで灰江は葉月のお兄さんが少しばかり有名な人だという説明をする。

朝永が持ってきた雑誌「月刊FX」。

そこに兄の城丸足高が載っていたのだ。

FXのデイトレ界ではやり手で結構名前が知られており、噂じゃ六本木のヒルサイドの超高層マンショウに住んでるらしかった。

朝永は実は投資でかなり儲けている猛者らしく、そこからの情報らしい。

令子がPCで何やら調べていると、なんと、兄が売らないと言っていた鎌倉の旧家が1億5000万円もの高い値で売りに出されていた

鎌倉の家は先祖代々しっかりとメンテナンスをして住んでいた様子で、雨漏りやシロアリなどそんな厄介な不具合がすぐに出るとも思えなく、

葉月に見せた補修費のデータはもしかすると偽のデータだったかもしれないと灰江は予測した。

 

そこで、今すぐに

灰江、令子、葉月の3人で鎌倉の実家へ行き兄に会い、朝永はFX界隈の情報を探りつつ、息子の翔太くんとお留守番という布陣をとった。

「やっぱり鉄は熱いうちに打たないといけませんからね。」

と灰江の名言が炸裂して現地に向かった。

 

鎌倉の実家にて

令子運転のMINIの車をマッハで飛ばす。

「探偵さんが一体なんのようでしょう」と兄の足高は挨拶をする。

「改めて確認したいことがございまして・・」

「確か・・この土地と家屋、すべて葉月さんのお兄様である足高さんが相続され、売らずに管理維持をし続けるーということで間違い無いですよね?」

と灰江は確認する。

「この建物は雨漏りやシロアリで多額の補修費がかかる、その費用を払えない葉月さんが相続するべきではないーというのが理由だと」

「ええ、おっしゃる通りです。この家の存続のために私が土地と家を相続しました。

と足高はいう。

「では、葉月さんと締結したこの遺産分割協議書は詐欺に当たりますから取り消しですね」

と真っ当から否定をした灰江。

そこで先ほど売りに出されていた物件のWebページを携帯で見せる。

葉月に見せた補修費用も真っ赤な嘘であるからこれは立派な詐欺ですよと灰江はいう。

しかし兄の足高は

「そもそも遺産分割協議書は締結済みで細かい条件は協議書には書かれていないし、そんな約束をしたという証拠もどこにもない。大の大人がしっかり署名も捺印もしたんだから今更難癖つけられて蒸し返されても困りますよ」

と足高は反論した。

そこで灰江は先ほどの足高の「この家の存続のために私が土地と家を相続しました。という台詞の録音を聞かせた。

兄の足高の矛先が、葉月に向かうが、「これは私が勝手にやっていることですし、葉月さんは正当な権利を行使しようとしているだけですよ」と葉月を庇う灰江。

「参ったな、では私の言い分もお伝えしましょう。」

「実はね、葉月が協議書を書いて帰った後、急に気が変わったんです、私の資産ではこの家を到底キャリーできないと気づきまして」

と足高は言い訳をする。

しかし、灰江は、先ほどのWebページを見せ、売買の依頼をした日付を指摘した。

そこには、葉月さんと遺産分割協議書を行う1週間前に売買依頼をした記録が表示された。

足高はさらに言い訳を重ねる。

「葉月に連絡が取れなかったんだから仕方ないでしょ。葉月を待ち続けている限り、補修費は無限にかかり続けるし、それを払うのは耐えられなかったから早めに不動産に相談したまでです」と。

それを聞き、灰江は

「でも足高さん、ぶっちゃけお金にはお困りではなさそうだ。聞くところによると数億規模の資産運用をなさってるとか」

朝永の情報を伝えた。

それにより、遺産分割協議書は破棄しましょうと結論づけた。

続けて「我々には維持できないこの家を売ってその額を葉月と折半する、という形でいかがでしょう?」

と足高は交渉する。

それに喜んだ令子と納得した灰江。

では早速書類を作成しましょう・・・と段取りを進めていると、葉月が

「ごっごめんなさい・・・私、その条件は飲めません・・。」

「わっ私・・・この家は絶対に売りたくありません!

と先ほどの交渉を白紙に戻し兼ねる発言をしたのだった。

 

to be continued……….。

 

相続探偵6話:「鎌倉と屋敷と兄妹と」の感想・考察

 

PAKA
PAKA
灰江と足高の攻防すごかったですね。

 

はい、相続探偵第6話、「鎌倉と屋敷と兄妹と」のネタバレでした。

灰江がしっかりと次はどうくるかと読んであらかじめ言質を取っていたのがすごかったですね。

しかもしっかりと言い訳をしてくる兄の足高。全て裏を読まれ、全部言い訳にされる。

音声の録音や、不動産情報、足高の現状までも全て一歩一歩相手を追い詰めていく、まさしく弁護士のやり方ですね。

さすが元弁護士。探偵っていう職業ですが、弁護士の学もあるので、そこら辺は灰江は本当に強いですよね。

とても頼り甲斐のある頼もしい男。

ですが、最後の最後で、葉月さんが、家を売りたくない!って叫び続きはって感じなので、

家を売りたくない理由とか、また別の考えがあるのですかね。この家に住みたいとかなんですかねぇー。

気になりますね。

次回葉月さんはどんな理由で売りたく無いのか、相続の結末はどうなるのか、楽しみですね。

また次話で会いましょう。

ではまた。