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相続探偵9話のネタバレと感想。借り逃げ、どえりゃあアカン編①。

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ドラマ化が期待される漫画「相続探偵」。

2021年8月に単行本2巻が発売され、月刊誌のイブニングで連載されていた人気漫画です。

今回はその「相続探偵」の2巻・第9話のネタバレと感想を書いていきます。

今回から始まる新たな章。

相続探偵第9話「借り逃げ、どえりゃあアカン」編。

誠実な親の息子はどうしようもない人ばかり。

開発費用として500万円を借りた恩師だったが、先日なくなり、その借金をバカ息子たちに返済をしてもらう。

しかし、相続放棄をすると言い張る息子たち。放棄されればビタ一文入らない依頼人。

果たしてその負の遺産をどう回収していくのか。

どんな人物が登場してくるのか。

新たなストーリーの幕開けです。

では、相続探偵第9話「借り逃げ、どえりゃあアカン」編、行ってみましょー。

レッツゴー。

 

PAKA
PAKA
ミステリーや推理、サスペンス、予想のつかないマインドファックや大どんでん返しの漫画や映画が大好き。おすすめの漫画を紹介します。

 

相続探偵9話:「借り逃げ、どえりゃあアカン」のあらすじ・ストーリー

500万円を貸した恩師が亡くなり、その息子達が相続放棄を匂わせてきて、困り果てたプログラマーからの依頼。服装は汚らしいが、身につけているものは高価なものばかり・・。果たして息子兄弟の遺産放棄を灰江は止めることができるのか・・?

 

相続探偵9話:「借り逃げ、どえりゃあアカン」の登場人物

『灰江相続調査事務所』

●灰江 七生(はいえ なお)
・私立探偵
・借金大魔王

●三富 令子(みとみ れいこ)
・元医学部生
・車、バイクなどを改造するのが趣味

●朝永(ともなが)
・元警視庁:科捜研のエース研究員
・FXなどの投資で儲けている

●赤羽 桂44(あかばね かつら)
・IT関係でプログラマー
・伊予島先生に500万円貸す

●故 伊予島 彰(いよじま あきら)
・赤羽の大学時代の恩師

●伊予島 英徳45(いよじま ひでのり)

●伊予島 正尚42(いよじま まさなお)

 

相続探偵9話:「借り逃げ、どえりゃあアカン」のネタバレ

弁護士・福士、令子にときめく

弁護士の福士 遥は、ジムでトレーニングをしている。

「こんにちはーっとあれ、弁護士の福士先生じゃないですか!」

「どもどもー本日トレーナーをやらせていただきます三富令子です!」

と灰江の事務所の給料だけでは食べていけないので、ここでトレーナーのバイトもしている令子。

別のトレーナーにお願いしたいと言いつつも、ぐいぐい来て、いろいろなところを褒めてくれる令子。

「日々の食事のアドバイスもしますので」とLIMEのQRコードを見せられ、

福士先生の胸にハートの矢が刺さった。

 

赤羽 桂の依頼

ジグソーパズルで遊んでいた灰江に、いつもように怒る令子。

逃げようとしてドアを出た矢先に依頼人にぶつかる。

「私、現在IT関連でプログラマーをやっておりまして・・・」

と髪が薄く優しそうな表情をしている、中年の男性『赤羽 桂』だ。

結構なご年収でしょうと聞く灰江に対して、一時期は儲かりましたが、最近は苦しくて、妻にも給料が低いと毎日どやされている赤羽。

今回灰江の事務所に訪れた理由は、

大学時代の恩師である『伊予島 彰』さんがAIによる画期的な検索エンジンのプログラムを開発していてその研究開発費として500万円貸していたが、その恩師が一週間前に亡くなったことを知り、500万円の借金は返してもらえるのかという相談だった。

亡くなっても借金は相続されますので、相続人に請求できますよ。と灰江は説明するが、

困り果てる赤羽・・・。

 

その相続人というのが、

伊予島彰の息子兄弟『伊予島英徳』(45)と『伊予島正尚』(42)だ。

彼らの言い分はこうだ。

「親父は、肝臓がんで死ぬ前は肝性脳症にかかっとったもんで、正直研究できる脳じゃなかったんだわ」

「財産もろくに残しとらんどころかあちこちでどえりゃあ借金しとったみてゃーでねぇ」

「ほいでわしら相続放棄しようとしてるですわ」

「知り合いの司法書士に聞いたら、相続放棄すりゃ親父の借金を息子のわしらが払う義務はなくなるって聞いたもんで」

「大体見てみぃ、この書類、返す期日も書いとりゃせんが、こんな借用書無効だて無効」

と返されたのだった。

灰江はその借用書を見ていう、

「金銭消費賃借契約である以上、元々の500万円は返す義務がある。」

「返済期限の定めのないお金の貸し借りの場合、貸した人は借りた人に対し催告をすることができると民法591条1項に定められています。」

つまり有効だと、灰江は断言した。

「だが、先方の言う通り、相続破棄されたらこの賃金はチャラにされてしまうね」

と振り出しに戻ってしまった。

「妻にこの500万円もバレ、取り返さないと直ちに離婚だとまで言われており・・・」

「それにどうしても納得いかないんですよね・・・」

「生前の伊予島先生は常々誠実な方でした。そんなお方が借金まみれと言うのは到底信じられないっていうか・・」

と赤羽は困っていた。

肝臓がんで亡くなられた結構前にこの借用書を書いたため、もちろん有効であると結論づけた灰江。

赤羽は「それにあの兄弟・・正直お金に困っているような様子じゃありませんでした。」

と疑問がる。

そこで灰江は

「一つ方法がありますよ。遺産を放棄させなければいいんです

「あなたの借金も先生の名声も泣かせませんよ」

と名台詞を言った灰江であった。

 

to be continued……….。

 

相続探偵9話:「借り逃げ、どえりゃあアカン」の感想・考察

 

PAKA
PAKA
親の脛をかじり倒す、どうしようもない兄弟が出てきましたね。

 

はい、相続探偵第9話「借り逃げ、どえりゃあアカン」編でした。

大学の恩師にポンと500万円貸す、赤羽さん。

相当期待された開発なのと、騙すような人ではない伊予島先生だったのでしょうね。

しかし、その息子たちはTHEポンコツ。笑

そうやって人間関係はバランスをとっているのでしょうか。w

彼らが、なんであんなにいいものを身につけているのか、生前から父親からお金を受け取っていたに違いないですね。

その生前贈与を遺産の借金として回収することはできるんですかね。

また別のルートで回収するのかな。

まずは遺産放棄させないために灰江たちが色々と手を打つでしょう。

その作戦、施策が毎回面白いのとても楽しみです。

次回、おそらく現れるでしょう。

ではまた次話でお会いしましょう。

ではまた。