映画

ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?

ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?
Pocket

今回は、ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?についてご紹介していきます。

ショーシャンクの空には名作と騒がれていますが、そんなに面白くないんじゃないか?などの意見も多々あります。

1994年に公開された「ショーシャンクの空に」の映画は、時間が経っても、数々の賞賛、名作、心に響くなどの意見もありますが、それとは反対に面白さがわからないといった声もあります。

今回は、そんなショーシャンクの空にの関してそんなに面白くないポイントやどこがいいのか面白さがわからない感想を紹介していきたいと思います。

 

ショーシャンクの空にはそんなに面白くない?

ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?

この映画は、冤罪によってショーシャンク刑務所へ投獄されてしまった有能な銀行員の主人公アンディが、腐敗した刑務所内でも仲間を作り、共に語り合い成長し、理不尽な仕打ちの中でも決して人生を諦めない傑作ヒューマンドラマです。

最後まで希望を捨てないという、生きる力を表してくれた作品だと思いますが、ショーシャンクの空にという映画はそんなに面白くないか?の理由に関していくつか挙げていきたいと思います。

視聴者
視聴者
2時間23分という長さは、覚悟をしてみないといけない。
視聴者
視聴者
2時間という長時間は全て感動のラストシーンのための前ぶりだったと思うが、終わり方は何のひねりもどんでん返しもなく、まさに想像通りの終わり方だった。
視聴者
視聴者
主人公のアンディが何を考えてるのかわからなく、最後までモヤモヤが残りました。

 

なぜ名作と言われ、何が面白いのか?

多くの方が、名作と言っていますよね。

理不尽な世の中、その中でも生きよう(脱獄)しようという意志、仲間を見つけて前に進むストーリーなど、多くの人にとって自分の人生と重ねる部分があり、明日からも頑張ろうと勇気づけてくれるのではないかと私は思っています。

刑務所や脱獄など非現実世界の映画ですが、普段の生活の中でも、同じような理不尽な出来事は必ず起きていますよね。

それを自分の力だけでなく、周りも幸せにしながらかつ、最後まで希望を捨てないで生きていくという、いわば人生の最大の課題であり、誰しもが経験していることなのでこんなにも共感され、名作と呼ばれているのではないでしょうか。

 

言いたいことは何なのか?

この映画の伝えたいことは、「希望は最後まで捨てるな」という言葉であり、最初は「希望は危険だ」というところから最後の方には「希望は素晴らしいものだ」という言葉を映画を通して伝えているのではないでしょうか。

他にも「必死に生きるか。必死に死ぬかだ。」の言葉のように、塀の中という環境の中は、私たちの生活している環境とあまり変わらないことを比喩しているところも、グッとくるポイントだと思います。

 

ショーシャンクの空にのどこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?

ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?

 

どこがいいのか?

Yahoo知恵袋にナイスと思われる回答があったのでご紹介します。

この映画はアンディに感情移入すると楽しめず、レッドに感情移入すると楽しめるという作品なのではないでしょうか。「無実の罪で投獄された男が脱獄する話」ではなく、「刑務所にやってきた不思議な青年によって人生が変わった老人の話」なのです。

アンディがメインで描かれているためアンディの気持ちを探ろうとしますが、映画では彼が何を考えているのか最後まで分かりません。辛うじて感じられるのはレコードを流すシーンと脱獄して叫ぶところだけです。これだけ感情移入できない主人公というのはなかなか珍しいです。

そこで、多くの映画ファンはレッドに感情移入しながら観ることになります。レッドは「この私の常識では計れない青年は何物なんだ?」という気持ちをずっと抱えたまま、アンディのことを観察し続けます。ナレーションで語られるのもレッドの気持ちだけですし、アンディの刑務所内での行いも全てレッドの視線を通して語られ、アンディの脱獄後は完全にレッドが主人公になってアンディの取った行動の意味をひたすら考えるのです。

レッドは世界に対する興味を失った老人として描かれています。レッドにとって世界は灰色で面白みがなく、自分の行動で世界が変わることはないと思い込んでいます。レッドにとってはアンディも「数多くいる自分が無実だと思っている男」で、実際は人を殺しているロクデナシの一人だと思っています。しかしアンディの行動が徐々にレッドに「もしかしたら」と思わせ、とうとう脱獄するに至ってレッドは自分の考えを改めなければならなくなります。

この、自分が間違っていたと認めること(=贖罪)こそが映画のテーマで、原題にもなっています。レッドはアンディに会えたことでそれまでの人生観を改め、人生を無駄遣いしてきたことを後悔し、この歳になって新たな一歩を踏みだそうとします。そんな彼にしてみたら、自分を変えたアンディが自分を呼び寄せてくれたことは最高に嬉しいですし、アンディに再会できたところから彼の新たな人生は始まるのです。その最も爽やかな瞬間にこの映画は終わります。

私もこれまでこの映画の面白さがどこにあるのか分かりませんでした。私自身はこの映画を何の前情報もなく観たので(それこそどういうジャンルの映画で人気があるのかどうかすら知りませんでした)、物語の意外性が面白いんだと思っていました。しかし何度観ても楽しめますし、次第にアンディの気持ちも分かるような気になってきました。ですから、「意外性」とか「泣ける」と思い込んで観るよりも、まずはレッドのナレーションを聞きながら、アンディがどういう人物なのか不思議に思いながら観ると、もしかしたら楽しめるかもしれません。

参考:Yahoo知恵袋

というように、メインではないレッドに感情移入すると面白く見れるという意見もありました。

これは、私の感想ですが、歳を重ねるにつれ、レッドの気持ちがわかり、若い頃はアンディのように生きよう・頑張ろうとどの世代にも共感できるようにと作られたのではないかと思います。

 

面白さがわからない感想が多いのは本当?ツイッターの反応をチェック

 

まとめ

ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?

今回は、ショーシャンクの空にそんなに面白くない?どこがいいのか面白さがわからない感想が多いのは本当?についてご紹介していきました。

いかがでしたでしょうか。

少しネタバレも含まれていましたが、私的にはそれぞれの想い、感想があるからこその映画だと思っています。

全員が全員賞賛ばかりの映画も面白くないですし、つまらない意見が多い映画にも一定のコアなファンはいたりします。

そんな中でもこのショーシャンクの空には、現実世界で生きる私たちに希望を持してくれる映画だと私は思います。

この映画を見て、少しでも「よし、自分も明日から頑張ろう」と刺激をもらえるのであれば、それだけで見る価値はあるのではないでしょうか。

最後まで目を通していただきありがとうございました。