アフタヌーン四季賞2020冬のコンテストの四季大賞を受賞した山嵜 大輝(ヤマザキ ダイキ)さんの新連載「カオスゲーム」の3話のネタバレあらすじと感想を書いていきます。
主人公・鈴木蘭が何者かに命を狙われている悪意を感じた第2話。
東 京一とのタッグに期待。
大量のネズミはなんだったのか。
未だ未解決の謎事件、3人家族が同日に別の場所で事故に遭った現場へ。
オカルトな状況と主人公の力の謎に迫る。
カオスゲーム第3話ネタバレあらすじ、いきましょう。
レッツゴー。
カオスゲームのネタバレまとめはこちら。
カオスゲーム3話の登場人物
鈴木 蘭
・正義感のつよい週刊誌記者
・お腹に3つの円のアザ
東 京一(あずま きょういち)
・ジャンル全般を扱うフリーライター
・頭にゴープロをつけてる
謎の男
・顔面に傷
・白目
・両眼にダイヤの３つの模様
神田
・金髪の男性
・ネズミを駒のように使える
等々力
・黒髪の女性
・首下にダイヤの模様
カオスゲーム3話のネタバレあらすじ
鈴木蘭宅の火事後
鈴木蘭の自宅が火事になり、記者たちが続々と集まってきた。
出火原因はネズミによる電線のショートだということがわかり、大したニュースにはならないようで記者たちはガックリ。
記者に紛れて、恐らくダイヤ模様を持っている仲間である2人が登場。
その名も神田と等々力。
ネズミたちが神田の足元に集まっている。
金髪の男性の神田は、カメラに鈴木蘭の写真を収めていた。
女性の等々力は、車で逃げた鈴木蘭たちを追いかけるか神田に聞いてみるが、
女の写真も手に入れたし一度戻ろうと発言。
その写真を見ながら
「彼女が、邪神の僕(しもべ)だ」
と意味深なことを言った。
東京一の事務所にて
大量のネズミから逃げた鈴木蘭と東 京一は、彼の自宅で休んでいた。
ソファで寝ている鈴木蘭のお腹は写真で撮ろうとした東 京一はまたしても彼女に蹴りを入れられる。
東 京一の意外と立派な事務所は、有名な事故物件でいわく付きなので賃料が安くなっているらしい。
東 京一は本物の怪奇現象(オカルト)を知りたく、鈴木蘭が体験したことが
まさしく純度100%のオカルトであるから興味を持っている。
一方、鈴木蘭はあの謎の男に責任を取らせたい。それだけが目的。
ここで状況を整理した。
男を追う手がかりは
・後ろ姿の写真
・謎の男の眼
・鈴木蘭のお腹の模様
謎の男の眼の模様に似たものが
・鈴木蘭宅に来たネズミが作った模様
・東 京一が書いた記事の事故現場に残された模様
前回の取材では、事故現場に1ヶ所しか行けなかったため、目的は即決まりした。
行けなかった2つの事故現場へ向かうのだ。
「三鷹一家連続事故死事件」とは
小林一家の3人は同じ日に全くの無関係の別々の事故で亡くなった事件だ。
実はその家族には、記事にはしなかったがもう一人、家族がいた。
小林留美子に会う
そこは、家中にお札(オフダ)が貼られている平家の一軒家。
その家の持ち主は、「星川ルミ子」
昔、霊能力で未来を透視するというインチキをやってテレビに出まくっていた彼女の家だった。
その彼女の本名は「小林留美子」。
亡くなった、3人家族のパパの母親に当たる人物だ。
玄関前で話しているとシワッシワの白髪の背の低いおばあちゃんが「フーッフーッ」と息を荒くして出てきた。
よろしければお話を伺いたいんですが、と鈴木蘭が挨拶をすると、
「何様だっ！！お前！！」と鈴木蘭の髪を引っ張る。
興奮してる口調で早口で
「ワシはぜーんぶ知っとるでな！この世は終わりじゃ！」と言い、
続けて意味深な言葉を言った。
「3つ予言がそろうとき、対なる神がその姿をあらわす！」
「予言がみんなを殺してもうた！この世界も何もこれでしまいじゃ！」
そう言い放ち、ドアをドンっと閉めて中に入っていってしまった。
2つの事故現場
小林留美子の自宅を後にした二人は、ただの頭のおかしいおばあさんじゃんかと話していると
「ガシャンッ」
鈴木蘭の目の前に、上から植木鉢が落ちてきた。
マンションの上から風で落ちたみたいだった。
すると、1つ目の現場(東 京一の記事も併せて2つ目)に到着した。
亡くなったママの事故現場だ。
死因は、屋上の手すりの老朽化による転落死だったそうで、手すりはまだそのままになっていた。
2人で問題の印があるか探していると、その建物の排水溝の上の壁に写真と同じマークがあった。
鈴木蘭がその印を触ろうとすると、電線が切れて上から降ってきたのだ。
間一髪で避ける鈴木蘭。大丈夫ですか？と一声変えてすぐに写真を撮る東 京一。
目の前にオカルトが発言すると本当に他のことはどうでも良くなる性格っぽい。
それを写真に収めた2人は最後の現場へ向かった。
3つ目は3人家族の父親の事故現場。
家の入り口が崩壊している2階建ての一軒家。
1年経っても事故後そのままである理由は、家主が片づけ費用を工面できずそのまま放置されたらしい。
誰もいなく、放置されていることを良いきっかけに無断で入っていく東 京一。
家の中を探せど探せど、例の印は見つからず・・・。
ふと壁に寄りかかり、休もうとした鈴木蘭の壁が2層になっていることに気づき、その壁を躊躇なく破壊する東 京一。
すると、そこからダイヤ模様の印が現れた。
3つの印を発見した二人は、車で小林留美子の自宅に戻ろうとする。
車での道中。
星川ルミ子は私たちの知らない何かを知ってるはず・・・。と鈴木蘭が呟いていると、
大木を乗せた前のトラックの支えが折れて、木が散乱。
危うくよけ切った二人。
鈴木さんのおかげで助かりましたと言った東 京一に対して、
「そうじゃない。植木鉢も電線が切れたのも風じゃない
私たちはいま、殺されかけたんですよ」
と鈴木蘭は言う。
急いでルミ子さんの元へと向かった。
謎の男登場
場面は変わり、ダイヤの模様の組織のアジト。
全裸の等々力がお風呂から出てきた。
息遣いが荒く、「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」と言っている。
「はー。遠距離っていうのはどーも性に合わないのよね」
と独り言を言っている。
そこに現たのは、金髪イケメンの神田と、鈴木蘭を殺そうとした謎の男。
その男に対し、二人は膝をついてこう言った。
「ご要望ならなんなりと・・・」
『天使様』
カオスゲーム3話の感想、考察
山嵜大輝先生『カオスゲーム』で命を試される。神が人間を駒に代理戦争をする話。極上のオカルト×サスペンスありがとうございますとしか言えない１巻。運命という逃れられない力が迫ってくる恐怖。作中に流れる不穏な空気と緊張感を支えるのは神の意思と人間の業。まだまだ謎が多く既に次巻が楽しみ。 pic.twitter.com/oPgxJKBivO
— ふでだるま (@fudedaruma) December 9, 2022
さぁ。漫画カオスゲーム第3話ネタバレあらすじ。
いかがでしたでしょうか。
どんどん謎が深まっていきますね。
星川ルミ子はとんでもなく顔の怖い婆さん。表現するなら千と千尋のゆばーばみたいな感じですね笑
今回の第3話は、最初と最後に重要なところがぎゅっと凝縮された感じですね。
ネズミを扱うイケメン金髪の神田
水を扱う？めっちゃ美女の等々力
鈴木蘭と対峙した謎の男の天使様(偶然を扱う？)
主にこの3人が主力な感じですね。
最後の等々力がはぁ、はぁ言っていて、遠距離は〜って言っているので、
もしかしたら今回の植木鉢と電線とトラックの丸太は等々力が力を使っていたかもしれませんね。
偶然を装って相手を殺せるとか、ちょっとしたファンタジーだけど面白い！
超能力みたいな感じですよね。
それに伴って鈴木蘭はどんな能力を使えるんだろ。
恐らく
ネズミ＝神田、水＝等々力は描写が出ているので、合っていると思うんですが、
肝心の天使様は本当になんなの！？って感じですね。
天使様っていう名前よ笑
ダイヤの模様の組織の代表？みたいな感じで二人が膝をついて敬語だったので、今のところTHE・トップですね。
でも、そんなトップオブトップが一発目から鈴木蘭を殺しにくるかねぇ。
さらに上が現れればより面白いけど、今のところ天使様はどんな能力を使えるかもわからないからずっと謎のままでいるかもしれないですよね。
第1話で天使様がお前は運が悪かったな。と言ってヤクザを偶然で殺してるんですが、運が悪いと死んじゃうのかもですね。
鈴木蘭はまだ使命があるのか、強運の持ち主なのか、まぁ主人公なのでこれからも生き延びるでしょう。
これからも目が離せませんね。これからも色々と感想を共有していきます。
また第4話のネタバレあらすじで会いましょう。
