アフタヌーン四季賞2020冬のコンテストの四季大賞を受賞した山嵜 大輝(ヤマザキ ダイキ)さんの新連載「カオスゲーム」の2話のネタバレあらすじと感想を書いていきます。
1話では、謎の男が登場し、主人公・鈴木蘭と初めての対峙をしました。
不思議な能力を持っている、謎の男。両眼にある３つのダイヤ型の模様。
その男とは誰なのか？
主人公・鈴木蘭のお腹についている3つのアザの秘密とは？
その正体に迫る第2話。
さぁミステリーの開幕です！
カオスゲームのネタバレまとめはこちら。
カオスゲーム2話の登場人物
鈴木蘭(すずき らん)
・正義感のつよい週刊誌記者
・お腹に3つの円のアザ
東 京一(あずま きょういち)
・ジャンル全般を扱うフリーライター
・頭にゴープロをつけてる
週刊文秋の記者(2人)
・男性(米川)
・女性(広瀬)
謎の男
・顔面に傷
・白目
・両眼にダイヤの３つの模様
カオスゲーム2話のネタバレあらすじ
これぞマンガの真骨頂！！ 最大限にマンガの良さを使っていて、めちゃくちゃ上手い！！！ 超期待！#カオスゲーム #CHAOSGAME #アフタヌーンKC
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鈴木蘭の退院
病院に入院していた鈴木蘭の元に警察が訪れる。
ヤクザ同士の抗争としてニュースに流れることに怒っている鈴木蘭に対して、
警察が
「鈴木さんの言う傷面の男の痕跡が現場には1つもなかったんです。」
現場に痕跡がなかったので、鈴木蘭の話を信じようとしない警察。
警察は妄想の捜査をする仕事じゃないのよ。
その発言に怒った鈴木蘭は
「だったら自分の目で確かめます！」
と言い切り、再び自分のノートに状況を整理していた。
手がかりは、２つ。
・謎の男の後ろ姿の写真
・鈴木蘭のお腹のアザ のみ
鈴木蘭は過去に類似事件がないか調べることにした。
過去の未解決殺人事件・・
不自然な事故死・・
もし同じような犯行が行われていたとすれば痕跡が残っているはず・・・。
夢中になってたが、今日が退院の日だと看護師に言われる。
病室のベッドの上に大量にばら撒かれた資料を段ボールに詰めていると
編集長がやっていきた。
「げ・・・編集長」
と思わず声が漏れてしまった鈴木蘭にツッコミを入れる編集長。
荷造りを手伝いながら、出来上がったばかりの最新号を鈴木蘭に渡した。
それを読んだ鈴木蘭は編集長に怒る。
「なんで今回の事件の記事が載ってないんですか！！
町田さん死んでんですよ！うちが報道しないでどうすんですか！？」
それを聞いた編集長は深妙な面持ちで
「じゃあ・・それ読んだ町田さんの家族はどう思うんだ？
ウチの雑誌の取材中に死んでんだぞ」
書くことが全てじゃないと優しく伝える編集長に向かって
「だったら、黙ってることが正義なんですか？」
編集長も同じ気持ちを持っているが、
悔しい気持ちもわかるが、鈴木蘭の情報を隠すだけで精一杯だと伝えた。
すると、鈴木蘭は
「辞めます」
と正義感MAXの意地っ張りな性格を存分に見せ
ノートを破り大きな文字で『辞表』とだけ書いて
病院を後にした。
東 京一との出会い
大きな段ボールをカートに押してエレベーターなしマンションの3階の自宅に帰ってきた鈴木蘭。
自宅の周りに記者が一人もいないことを思って、本当に私の情報は漏れてないんだと思った。
玄関ドアを閉めようとしたその時！
靴が隙間からガッ！！と入ってきた。
謎の男？それともパパラッチ？誰！？
入ってきたのはゴープロを頭に装着してるメガネの男性。
え、、、、だれ？変態！！？？
とんでもなく不気味で怖いので、すぐさまドアを蹴飛ばし、チェーンロックをかけた。
警察、警察、、、、と携帯を取り出すが、
外にいる変態な男が誰も知らない情報を叫んでる。
「鈴木さん、先日の事件の生存者らしいですね！しかも警察に妙な証言をしてるそうで！」
と。
冷静になった鈴木蘭はドアの鍵を開けた。
私、こういうものですと一枚の名刺を差し出す。
「ジャーナリスト 東 京一(Azuma Kyoichi)」
そう。亡くなった町田さんから話を聞いていたあの男だったのだ。
どうして私の家に？
どうして警察への証言を知っているの？
そう思いながらも部屋にあげる鈴木蘭。
彼女の自宅は、物が散乱している部屋だった。
下に落ちているパンツをとり、ゴープロ回していいですか？と東 京一。
私のことはどこから？
「まぁ警察にちょっとしたツテがありまして」
東 京一と町田さんとは、一度仕事をした仲だったそうで
今回の事件はオカルト的側面からも考えられないかと思い、鈴木蘭の自宅に来たのだった。
東 京一は続けて
「鈴木さんの証言が事実ならこの事件は、偶然による殺人事件ということですから
よければお話を聞かせてもらえませんか？力になれるかもしれません」
鈴木蘭は、ほとんど警察に話したので、町田さんを殺した謎の男の写真だけを見せた。
すると、東 京一は思考をした。
「どうして町田さんだけ直接殺したと思いますか？偶然で殺せる人間がわざわざ手を下すなんて。となると、
そうせざるをえない理由があったと考えるのが自然でしょう。その理由はもしかして鈴木さんにあるんじゃないですか？偶然によって生き残ったあなたに」
と、メガネをクイっと上げて話してきた。
鈴木蘭は立ち上がり、お腹の３つの円の傷を見せた。
「これ、生まれつきの痣(あざ)なんです」
「変な話なんですけど、男の眼にも似たような印があって、それで私に
神を見たことがあるか？って」
すると、東 京一は鈴木蘭のお腹をペタペタと触り出した。
膝蹴りを入れる鈴木蘭w
東 京一は倒れながらも思い出したかのようにカバンから一冊の雑誌のページを見せてきた。
「三鷹一家連続事故死」
先日の記事だが、ダイヤ模様が複数重なっている写真とその記事を見せ、
3人家族が全員同じ日に別々の事故で亡くなった事件の話をした。
3つの事件は全くの無関係。にもかかわらず、被害者の3人は1つの家族だった。
すごい偶然の事件を目を輝かせて言う東 京一に対して、
通帳をテーブルにバンと置く鈴木蘭。
「私の全財産をあんたにやる。それで私の記事を書いてください！」
「偶然による殺人と偶然によって生き残った私、その私が犯人を追う。」
どう？オカルト記事かけそうじゃないですか？と発破をかける。
「東さんがいれば記事を出せる。記事を出すことだけが私にできる唯一のことなんです！」
その熱意に胸を打たれた東 京一は全財産は取材費に使うといい、手を組んだのだった。
パパラッチに会う
鈴木蘭の部屋の窓からコンっと音がして、窓を開けてみると小石を投げられていて外には文秋の記者がいた。
女性記者の広瀬は、鈴木蘭の同僚の間宮を裸で誘惑し、名前と住所を聞き出し現場がわかったのだ。
鈴木蘭は記者に存在がバレてしまったので、編集長に連絡をしようとするが突然の辞め方をしたせいで電話をしようか迷っていた。
その時、3階の窓際から
ザザザザザザザザザザザザ
と1万匹はいそうな大量のネズミが部屋に入ってきた。
しかもそのネズミは、先ほどの2人の記者の目を見開いた顔面も同時に持ってきたのだ。
突然の大量のネズミに混乱する鈴木蘭。そして興奮する東 京一。
「これぞまさに異常現象！すなわちオカルト！」
と興奮している東 京一を玄関の外へ蹴り出し、逃げようとする二人。
去り際に部屋を覗くとまさかの「三鷹一家連続事故死」のダイヤ模様が複数重なっている写真と同じ印が大量のネズミによって床に作られていた。
すぐさま写真を撮る鈴木蘭。逃げる二人。追いかける大量のネズミ。
車に飛び乗るも、後ろから大量のネズミが車体に衝突してくる。
ドンッ
っと大きな音が鳴ると、先ほどまでいた3階にある鈴木蘭の部屋だけ燃えていたのだ。
大量のネズミ、部屋の爆発。
明らかに鈴木蘭に対して向けられてる悪意を感じ、この真相を絶対に暴くと決意して、車を飛ばした。
カオスゲーム2話の感想、考察
ついに第1話から名前が上がっていた「東 京一」と出会いましたね！
メガネをかけていて、ゴープロもつけていて、少しインテリな感じですが、
オカルト的なことに対しては誰よりも興奮する、なんか子供っぽい一面もありましたね。
パパラッチに関しても東 京一に関しても、すぐに鈴木蘭の住所がわかるなんて、警察も同僚もみんな口が軽いんですね笑
鈴木蘭の部屋はTHE・女性の一人暮らしみたいな部屋でしたが、性格的に少し男勝りなのもあるので、部屋が散らかっているのもなんか納得できました。
にしても汚いですけどね笑
肝心のストーリーに関しては、大量のネズミは意思があって動いていた感じなので、誰かに操られていたのでしょうか。
ダイヤの模様の奴にそういった動物を操れる能力的なのがあって、それで動かしていたらなんか面白そうですよね。
ワンピースの悪魔の実みたいな物なのですかね。
次回以降で３つの同日事故死の真相を暴いていきそうですね。
にしても3人家族が同じ日に別々の場所で事故に遭うって、完全に裏がありそうです。
次回以降も楽しみ。
また更新します。
それにしても、
女性記者の体、エッロ！そしてかわゆっ！そしてすぐ死ぬ。笑
いい展開でした。笑
前回の話はこちら
